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経営の「体幹」を鍛え直す — 多言語対応、全社共通スキルのeラーニング開発

20万人超えの社員を抱えるD社

※ 記事の内容は掲載当時のものです

お客様の課題:グループ全社員が保有すべき「強い体幹」となる共通スキル基盤の確立

全世界で20万人を超える社員を抱えるD社は、B to Bへの市場転換などグループ全体で変革が求められる中、共通スキル基盤を確立することが急務でした。特に中堅層・マネジメント層の「思考力」を強化する必要性を感じられており、以下のeラーニング開発と、その内容を踏まえた研修の内製化支援をご依頼いただきました。

  • 中堅層(係長・主任級)向け:クリティカルシンキング・ファクト思考
  • マネジメント層(課長級)向け:目標設定型問題解決力・仮説思考

これらの課題を解決し、質の高い研修を自走できる体制を構築すること。それが、今回のプロジェクトのミッションでした。

経営層が評価した「体系化された教材」こそが選ばれた理由

当社が選ばれた最大の理由は、教材に対する経営層からの高い信頼と評価です。特に責任者様は、当社の問題解決に関する書籍をご愛読くださっており、次のような評価をいただきました。

  • 教育の仕事を長年やってきた中で、数多くの問題解決や思考系の書籍を読んだが、プレセナの書籍が最もわかりやすい
  • 概念がしっかり整理されており、業務に落とし込める
  • 仕事を依頼するなら、この会社だと以前から考えていた

ソリューション:徹底した体系化と議論を尽くす協業プロセス

私たちはまず、問題解決とクリティカルシンキングの2科目について、コンセプトから議論し、電機メーカーを舞台としたケーススタディを作成して教材化。3言語分のeラーニング動画として納品しました。

密な対面議論

お客様先に足繁く通い、徹底的に概念議論を重ねた結果、「そこまで向き合って、対等に議論を尽くし、より良いものを作り上げていくスタンスのベンダーはめったにない」とお褒めいただきました。

思考スキルの明確な体系化

特にクリティカルシンキングは、ロジカルシンキングとの違いを明確にするため、「思考スキル」と「先入観を自覚するマインド」に分けてポイントを定義した点が、秀逸と評価されました。

グローバル対応

日本語・英語・中国語でニュアンスがずれないよう、当社の多国籍チームで議論・確認しながら、教材開発・翻訳・撮影を進めたことで、共通スキルを正確にグローバル展開することができました。

導入後の成果

開発されたeラーニングは、D社のグローバルな共通スキル基盤の核として評価されました。

❶ 管理職昇格の必須要件化 

開発されたeラーニング(3言語対応)は、D社の海外現地法人の一部において、受講終了及びアセスメント(10~20問程度)に合格することが、管理職昇格の必須要件として導入されました。 英語版は欧米だけでなく、ASEAN全般の管理職研修などで広く活用されました。

❷ 定着化のための後続研修の内製化支援 

日本国内では、eラーニングの受講効果を高めるため、その続編となる研修の教材を作成しました。人材開発部門のトレーナーを対象に社内講師養成(計3日間)を実施し、当社が体系化した「教えるための8つのスキル」の体得を支援。D社の研修の内製化に大きく貢献しました。

❸ 継続的なご支援の拡大 

当社の支援範囲はその後も拡大し、ファクト思考や仮説思考などの思考系eラーニングも追加開発。グローバルに展開されました。さらに、新入社員研修向けのビジネスマインドやPDCA教材開発、及びチューター育成の仕事へとつながり、お客様の広範な人材育成を継続的に支援しました。

こんなお悩みはありませんか?

  • グローバル共通のスキル基盤を確立したいが、各地域・各階層のニーズが複雑で、標準化が進まない。
  • 内製化を進めたいが、自社の文化や理念を深く反映させた高品質な教材の開発は難しい。

私たちは「メーカー的研修会社」として、貴社の経営課題と組織文化を深く掘り下げた上で、学習ポイントからケーススタディまで、徹底的に貴社専用にカスタマイズした教材を開発します。

もし貴社が、グローバルに通用する「真に使える共通スキル」の体系化と、社員を巻き込む質の高い研修やeラーニングを必要とされている場合は、当社の開発ノウハウと徹底した伴走力がお役に立てると確信しております。